夜がまた 少しずつ 長くなっては来たけど変わらないもの一つ まだ見つからないままで傷ついたふりをして 寂しく揺れた季節は黄昏て また次の 季節へと変わってゆくそれでもどこかで何度でも新しい世界が始まってゆくよ色のない風に浮かんだ 見たこと無いような世界だ悲しい歌さえ届かないような 優しい夢を抱いたまま過ぎ去る季節は滲んだ 懐かしい幻想 (かげ) が瞬いた眩しい日々 秋風に舞い 深く 深く 色づいてゆくFall in the skyFall in the night透明な風を遊ばせて月明かりも視えないほどに歌はまだ 遠くから 微かに聴こえてるけど好きだったフレーズは もう錆びついた想い出諦めたふりをして おどけてみせた季節は逃げるように もう次の 季節へと急いでゆく何もかも新しい世界が始まってゆくよ色のない風に描いた どうしようもないような世界だ悲しい夢を置き去りにして あの日あの時をもう一度過ぎ去る季節が運んだ 温かい幻想 (かげ) が華やいだ癒えない想い 秋風を呼び 深く 深く 色づいてゆく懐かしい夢を見て 想い出す新しい夢月明かりも視えない